さくらのレンタルサーバーで WordPress のテスト環境を簡単につくる方法【SnapUpの使い方】

プログラミング
さくらのレンタルサーバーで WordPress のテスト環境を構築したい。「sshやローカル開発環境とかではなく簡単に無料でステージング環境を構築する方法を教えてほしい…」

そんな疑問に答えます。

さくらのレンタルサーバーで動いているコーポレートサイトをリニューアルしてほしいという仕事の依頼を受けたのだけど、ローカル開発環境とか Local by Flywheel とかを使うのは面倒で、かといって SSH するのも面倒だったので、さくらのレンタルサーバーで提供している無料のサービスを使ってテスト環境を構築する方法があったので紹介したいと思う。

環境

さくらのレンタルサーバーは、月額524円で WordPress が使える「高速・安定・無料SSL付き」レンタルサーバーで、企業サイト・ブログ・ホームページにおすすめだ。

この記事を読むと、さくらのレンタルサーバーで無料かつ超絶簡単にテスト環境をつくる方法が分かります。

【ステージング環境】さくらのレンタルサーバーで WordPress のテスト環境を無料かつ簡単につくる方法

さくらインターネットのサーバーコントロールパネルの画面

さくらインターネットのサーバーコントロールパネル

これがさくらインターネットのサーバーコントロールパネルだ。さくらのレンタルサーバーで既に構築されている WordPress でつくられたコーポレートサイトをリニューアルしたいのだけど本番を直接編集するわけにもいかないので、テスト環境作ってそこから一気に本番環境へリリースしたいわけだ。

やりたいコトとできるコト

  • SSHやローカル開発環境をつくらずテスト環境の構築
  • プラグインや phpMyAdmin なども使わない
  • ボタンポチったらスナップショットとれる
  • 本番環境からステージング環境へまるごとボタン一つで環境をセット
  • ステージング環境から本番環境へボタン一つでリリース

以上のコトをさくらのレンタルサーバーで可能にしてくれるのが SnapUp で、何かというと「ステージングサーバー上でサイトのテストが簡単にできる」仕組みだ。

それでは SnapUp の使い方を解説していこう。

さくらのレンタルサーバーにステージングサーバー構築する SnapUp の使い方

さくらインターネットのサーバーコントロールパネルの運用に便利なツールを開いている所

さくらインターネットのサーバーコントロールパネルにログインしたら、運用に便利なツールの中にあるバックアップ&ステージングをクリックする。

バックアップ&ステージングをクリックするところ

SnapUp で開くのボタンをクリック。

スナップショットとってステージングサーバーへ本番環境をセット

SnapUp の管理画面を開いている所

SnapUp の管理画面

SnapUp の管理画面から ADD SERVER をクリック。

SnapUp の管理画面からサイトを追加するところ

画面左側にある【サイトを追加する】をクリックして、上記の画面でサイト名(ステージング〇〇とかでOK)を入力して、サイトタイプを WordPress を選択して追加をクリック。

サイトの追加が完了すると「実行しますか?」と聞いてくるので【OK】をクリックする。

  1. スナップショットの取得
  2. ステージングサーバーの作成
  3. ステージングサーバーへのスナップショットのセット

以上のコトが完了する。

スナップショットを追加、作成するところ

スナップショットを追加、作成するをクリック。

本番サーバーから取得するところ

本番サーバーから取得をクリック。

本番環境と同じ環境がステージングサーバーに構築されたところ

これで本番環境と同じ環境がステージングサーバーに構築された。URLをクリックするとステージング環境のサイトが開く。

ステージング環境を本番サーバーへリリースする方法

本番サーバーへリリースするところ

リリースしたいスナップショットをクリックするとこんな感じの画面になるので、【本番サーバーへリリース】をクリック。

あとは OK ボタンをクリックすれば完了だ。

ちなみに、本番サーバーへのリリースをする前には不具合に備えて新しいスナップショットを作成しておくことをおすすめする。

【まとめ】さくらのレンタルサーバーで WordPress のテスト環境を簡単につくる方法

最後にさくらのレンタルサーバーで WordPress のテスト環境を簡単につくる方法【SnapUpの使い方】の記事をまとめる

  • さくらのレンタルサーバーでWordPressのステージング環境が簡単につくれる
  • もちろんスナップショットもとれるしステージングを本番へリリースも可能

という感じ。レンタルサーバーは安くて簡単にホームページなどつくれるので便利な反面、サーバーの拡張性やカスタマイズに自由がきかないデメリットがあるのだけど、レンタルサーバーもわりと機能が充実していた

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