スケボーのオーリーで、初心者と上級者とのオーリーの違いは様々ありますが、一つはオーリーが「軽い」ではないでしょうか。
そして、オーリーの練習をしまくって少しは跳べるようになってきた人は、軽いオーリーは憧れでもあるんではないでしょうか。しかし、オーリーのHowtoなどを見ても「自分が高く跳ぶ」とか「強く弾く」または「頂点で耐える」だとか、ありふれた表現が多く。
じゃあ実際どうやって身体を動かせばいいのか?ってことは語られてないんですよね。この記事では意識を少し変えるだけでオーリーでふわっと跳べるようになる身体の使い方を紹介します。
オーリー練習中のスケーターや、スケボーを再開した中年スケーターの方に参考になれば幸いです。
オーリーの身体の使い方を知っているか知らないかの差
オーリーが上手な人たちは自然な感覚で身体を動かしています。
練習量に勝るものはないですが、練習の数をこなしてたからといても上手くなるかは別の話です。
大事なことは身体の使い方をしていることです。それを頭できちんと理解しているからこそ練習の数をこなす意味がでてきます。
ありふれた表現を聞いて自分なりに解釈して練習するけど恐らく初心者の場合は中々上達しないと思います。下手すると間違った身体の動かし方を覚えてしまってなりたい動きとやっている動きが違うのでイメージする動きにならないと思います。
実際に自分もそうでした。
バスケや陸上をやっている人はスケボーの上達が早いということをご存知ですか?
バスケや陸上をやっている人はスケボーの上達が早いということをご存知ですか?
跳ぶ動作には、上半身と腕の使い方がとても重要でそのような身体の動きをよくするからなんです。
逆にテニスや、野球などをやってきた人にはなれない身体の使い方なので前者に比べると上達に差があるっていう話です。
オーリーに限らずスポーツには微妙な身体の使い方があるから、それをわざわざ言われないから知らないと習得するのに苦労するわけですね。
当然その身体の使い方(さばき方)をしないといくらやっても上達しませんよね。
では次で何を変えるのか?を説明します。
上半身から跳ぶ意識を持つ

え?!と思うかもしれません。たったそれだけのことです。
初心者のオーリーは見ていて身体が重たいんですよね。やってて実際に身体が重たいはずです。なんでなのか、それは「高く跳ぶ」とか「強く弾く」という表現を意識しすぎて『下半身だけで跳んでいる』からです。
オーリーを足だけで跳ぼうとしているんだからそりゃ重いはずですよね。
人間の部位は上半身だけでも体重の半分の重さがありますから、それを下半身(足)だけ跳ぼうとしたらどうなるか想像つきますよね。
跳べないですし飛べても重たいオーリーになりますよね。
なので意識するんです。 『上半身も使って跳ぶと』 今まで、下半身だけで跳ぶオーリーの練習をしてきた人は初めは違和感があるかもしれませんが、やってみてるとあからさまに、身体の軽さが違うことに「驚き」がすごいと思います。
初めは違和感があったり思うように動かせないかもしれませんが、上半身を先行して動かすという感覚を覚えましょう。
本当に、オーリーした時の自分の軽さに笑えますよ。
オーリーのスタンスに入って跳ぶ時は、腕の動きに引っ張られて跳ぶ感覚です。
中年スケーターは、一回作られた固定概念が強いと中々身体の動きを変えられないとおもいますが、ここが変えれないと上級者がやる軽いふんわりとしたオーリーはできないので、固定概念を捨ててゼロからリスタートしてみてください。
きっと、世界がかわります。いつも一緒に滑っている友達に見ててもらってもいいですよ、見てる側もあきらかに上半身が軽いのが見ててわかるはずです。
そしてこの身体の動きを掴んだら、次のステージが開けるはずです。
毎日練習しているのにオーリーが思ったイメージと違ったり、身体が重たいと感じていた方は是非一度試して見てください。