さて、スケボー初心者向けのスケボー選び方の記事を見てもらっている方は、きっとスケボーの初心者の方、またはこれからスケボーを始めようとしている人だと思います。
こんな悩みがあるのではないでしょうか?
スケボーにはサイズがあって何を選んだら良いのかわからない。
この記事のテーマ
スケートボードのサイズの選び方
最後まで読むのは面倒、とりあえず安くておすすめのスケボー完成品を知りたい人は以下のスケボーがおすすめだ。
ちなみにスケボーのサイズといってもギアパーツごとサイズがあったりして複雑なので以下の項目でわかりやすくまとめています。読み終わるとスケートボードを選ぶには何が必要でどんなサイズを選べば良いのかがわかるようになっていると思います。
- スケボーのデッキ(板)のサイズ
- トラックのサイズ
- ウィールのサイズ
- ベアリングの規格
その他にも関連する記事をのせていますので是非最後まで読み進めてみてください。
それではスケボー初心者にスケボーサイズの選び方と基本的な知識とおすすめのブランドを紹介します。
身長180cm前後でスケボーのサイズ選びに迷われている人は『身長でスケボーを選ぶ』8インチのデッキにして調子が良いの記事も参考にしてみてください。
スケートボードデッキの選び方【基本知識】

スケートボード(スケボー)は、デッキ、トラック、ウィール、ベアリングの4つのパーツから成り立っています。
スケボーのデッキの解説
スケボーの板は、デッキという名称で、このデッキは様々なブランドがあり、形、サイズがあります。価格は一般的には8000~13000円くらいで購入できます。値段が高いほどハイスペックなデッキになります。じゃあ様々なブランドがありサイズや形の中から自分にあったデッキを選ぶポイントを紹介します。
デッキのサイズを選ぶポイント

スケボーのデッキのサイズ(幅)には、通常7.5〜8.25インチまであります。
サイズを選ぶポイントとして、7.5~7.625インチは一般的に幅が細くて軽い、板を回転させるトリックに適していていると言われてます。逆に安定度は幅が狭い分、太めのデッキと比べると劣ります。では太めのデッキ8〜8.25インチは安定感があるのでスピードのあるスケーティングに適しています。逆に太くて重いく回転させるトリックには適していないというのが一般的な知識です。
これを踏まえて自分がやりたいスタイルに合わせてデッキを選ぶのがいいと思います。それにプラスで足のサイズによってデッキのサイズを選ぶのもポイントの一つです。私は始めは7.8インチでしたが足のサイズが28cmで、少し安定感が物足りなく感じていたので今は8インチのデッキを使っています。少し重量感は増しましたが安定感がグッと上がりました。スケボー初心者でやりたいスタイルも決まってないという場合は、幅広く使える7.625〜8インチを選べばまずは問題ないです。
どのサイズのスケートボードデッキでスケートボードをしますか?
デッキにはさまざまな幅があります。
スケートボードの初心者の場合は、長さやホイールベースではなく、幅に応じてデッキを選択してください。必要な幅は、サイズ、スケートスタイル、個人的な好みによって異なります。
一般的なガイドラインを次に示します。
7.5インチから8インチ – ストリートでスケートボードをしたり、より技術的なトリックを行う大人のライダー向けの標準ボード
8.0インチから8.25インチ – スケートパーク、プール、ランプなどのセクション向け
8.25インチ以上 – クルージング、オールドスクール向け
スケートボードデッキの購入は「創業32年・東京代官山に店舗を構えるスケボー・スケートボード専門店」がおすすめです。
デッキの形を選ぶポイント

スケボーのデッキのもう一つの要素形、これにはキックとコンケーブがあります。
これは各メーカーによって様々です。ぶっちゃ始めはキック・コンケーブが中くらいのものを選ぶのがいいです。キックというのはデッキのノーズ・テールの反り返りのキツさです。”反りがキツイのをキックが強い”といいます。キックが強いと、オーリーなどの時に影響があり、キックが弱いものより弾く時力がいるけど、すりあげやすく、高さがあります。コンケーブとはデッキ中央の凹みの部分で、これも凹みが強いものをコンケーブがキツイと言います。コンケーブが強い方がデッキに乗った時の安定感があります、食いつきがいいのでスタンスを変えにくいです。コンケーブが弱い方が回転系のトリックもやりやすいと言われています。
スケボー デッキの選び方 関連記事はこちら
スケボーのトラックの選び方

デッキとウィールを繋ぐためのギアをトラックと言い、トラックにはHiとLowの高さと幅のサイズがあります。
トラックのサイズを選ぶポイント

トラックにはHiとLowの2種類があります。Hiの方が高さがあり、オーリーをする時には弾く時の力が高さがある分力が要りますが高さが出やすく、すりあげやすいです。逆にLowは安定感があり、オーリーの時には弾く力が少なくてもやりやすいですが、Hiより高さが出にくいと言われてます。トラックにはHiとLowの高さ以外に幅のサイズがあります。幅はデッキのインチに合わせて選びます。
トラックのハイとロー高さで選ぶポイント
スケボーの重要なパーツ(ギア)の一つトラックにはHi(ハイ)とLow(ロー)という2種類の高さがあります。トラック選びの際に迷う高さについて詳しくは以下の記事で紹介しています。
トラックのブランド別 選び方
トラックにもメーカーがあり、特に3大メーカーと言われる。インディペンデント、ベンチャー、サンダーについてポイントを紹介します。
ベンチャー / VENTURE
ベンチャーはよくコンプリートデッキに付いていることもあり、人気のあるトラックメーッカーです。初心者から上級者まで幅広く使われている人がいるメーカーで、ベンチャーのトラックはクセがなく、扱いやすい為に初心者にはおすすめのメーカーだ。
Independent / インデペンデント
インディペンデントのトラックは無骨なデザインで、国内、海外で幅広い人気の老舗トラックメーカーです。他のメーカーと比べると少し重いとの意見もありますが、丈夫で頑丈なトラックです。素直な動きをするトラックで私は3つのメーカーを使ってみて素直な動きが使いやすくインディーのトラックを使っています。インディペンデントはインディーと呼ぶと通だなと思われますよ。(笑)
THUNDER / サンダー
サンダーのトラックもベンチャー同様日本国内でも人気の高いトラックです。
動き方はよく、ベンチャーとインディーの中間と言われます。パークからストリート、幅広いスタイルでも使える器用なトラックで、特に軽さは他メーカーと比べてもNo1じゃないでしょうか。
弾きやすいというのが特徴かなと思います。
スケボー ウィールの選び方

ウィールと言って車輪(タイヤ)のことです。ウィールにはソフトとハードの2種類があります。
ウィールの硬さを選ぶポイント
ウィールは、数値で硬さを表記されています。ウィールの固さは、95〜101で、数値が下がるごとに柔らかくなります。滑る路面により適している固さがあり、基本的にはハードウィールは、パークや路面の良い所に向いており、固定されるのでトリックがやりやすいです。反面、路面の悪い場所では、ガタガタして滑りにくかったり滑れない場合があります。柔らかいウィール(ソフトウィール)は路面の悪いところでも、滑りやすいです。しかしツルツルしているのでトリックがやりにくくなります。なので、自分が滑る路面でウィールを選択するのが最適です。少し荒めのアスファルト、ストリートで滑る方は、95〜97の柔らかめのウィール、路面の良いところかパークで滑ることが多いという方は、100を選ぶのが最適かなと思います。どっちでも滑るという方は平均的な98〜99を選ぶとまず間違いないです。
ウィールのブランド別 選び方
ウィールの2大ブランド SPITFIRE(スピットファイヤー)とBONES(ボーンズ)の紹介をします。
基本的にはこのブランドのどちらかを選べば良いかと思います。
SPITFIRE スピットファイヤー
ウレタンのフォーミュラーフォーは、減りにくい・パンクしにくい抜群の耐久性と優れたポップ感にスムーズなスライドと速さを実現したスペシャルブレンドウィールです。
BONES ボーンズ
個人的にはこのウィール一択でも良いかと思うくらいボーンズのSTFは高品質なウィールです。
スケボー ウィールの選び方 関連記事はこちら
スケボー ベアリングの選び方
ベアリングとは、ウィールの左右に1つづつ計8個とりつけるパーツでスケートボードのスピードを左右する重要なパーツのひとつです。ベアリングの選び方で重要なポイントは、スケートボードの乗り心地に関係するスピードの付きやすさを判断するための規格であるABEC(エイベック)です。ベアリングブランドとメンテナンスの方法も以下で詳しく紹介します。
ベアリング ブランド別の選び方
ベアリングのABECとブランド別にベアリングの情報をまとめました。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
ベアリング メンテナンスのやり方
素人でも簡単にできるベアリングのメンテナンス方法について詳しくは以下の記事を参考にしてください。
スケボーのデッキテープ 選び方
スケボーのデッキに貼ってあるヤスリ状のものをデッキテープといい、代表的なメーカーはJESS UP(ジェスアップ)、MOB GRIP(モブグリップ)、GRiZZLY(グリズリー)などがあります。
JESS UP / ジェスアップ
デッキテープのスタンダードで、日本でも使っている人が多いのではないでしょうか。安価でも、確かな品質で、スムーズな粗さで薄くて軽いのが特長です。
MOB GRIP / モブグリップ
目がとても荒く、粘着力が強く、食いつきはダントツで人気のデッキテープです。
一度モブグリップを経験してしまうと、やめれなくなるとかというらしいです。
ただ食いつきが良すぎて目が荒いため、シューズの減りも早いです。
GRiZZLY / グリズリー
Torey Pudwillが手がけるデッキテープブランドです。
グリズリーは熊のキャラクターがテープに描かれていて印象的なので一度は見たことあるんじゃないかなと思います。ポールロドリゲスなど世界的に有名なプロスケーターが使用しているため、日本でも人気が出てきたデッキテープです。
デッキテープのアレンジ方法
デッキテープは市販のものを利用してオリジナルのデッキテープをつくることもできます。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
デッキテープの貼り方
デッキテープの貼付けには、大きく分けて以下の3つの工程があります。
- 下準備
- カッティング
- 仕上げ
詳しいデッキテープの貼り方は以下の記事を参考にしてください。
スケボーを組み立てる工具やパーツの選び方
スケートボードは今まで紹介してきたデッキ、トラック、ウィール、ベアリング、デッキテープを組み合わせることでスケボーが組み上がります。組立にあると便利な工具やパーツを紹介します。
あると便利なおすすめのスケボー工具
スケボーの組立(セットアップ)やメンテナンスに必要なスケボー工具。ナットのサイズごとに工具を使い分けるのは面倒ですよね。この工具一つあればスケボーの組立が簡単にできます。他には何もいらない。
このスケボー工具だけあればサイズを気にしないで良い! セットアップにも使える最強ラチェットの紹介について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
スケボーの組立に使うビスなどのパーツ類
スケボーのデッキとトラックを組み合わせるために使うビス(ネジ)について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
スケボーサイズの選び方 まとめ
スケボー初心者の方や、これからスケボーを始めようと思う方にスケボー選びの参考になれば幸いです。
ここに書いた記事はあくまでも一般的に言われている意見で、実際には自分で様々なメーカーやサイズなど使ってみてください。自分で使ってみると言われていることと反対の方が使いやすいとかって普通にあります。あくまでも参考にということです。スケボーは色々なギアを使って自身にあったカスタムを見つけていくのも楽しみの一つです。
ひとまず迷ったら一般的なところを攻めてみて、様々なメーカーやサイズを使って試してみて、自分にあったスタイルを見つけていくのが面白いし、スケボーが続くか分からないとりあえずスケボーをやってみたいって場合はコンプリートセットもおすすめです。