つい先日『オリジナルのデッキテープはスケボーのワクワク感が段違い』でも紹介した デッキテープ。デッキテープを今回貼っていくのだけど、その相手は『日本にはないデザインのデッキを安心して海外から通販で買える。大人のスケボーの選び方』の記事で紹介したアメリカから約2週間かけて届いたプリミティブ(Primitive)のデッキだ。
今回は、その拘りの2つを使って「デッキテープの貼り方」について紹介したいと思う。
ちなみにデッキテープの役割は、スケボーのデッキの上に乗っている時の滑り止めの役目をしています。
デッキテープの貼り方

それでは、デッキテープを貼っていきましょう。デッキテープの貼付けには、大きく分けて3つの工程があります。
- 下準備
- カッティング
- 仕上げ
この3つです。まずは、下準備からしていきます。
デッキテープを貼るための下準備
デッキテープをすぐにデッキにベ貼り付けると気泡やシワのできる原因になります。簡単な下準備をすることでそれが防げて仕上がりがキレイになります。


カッターナイフでデッキテープの端を切ります。(デッキテープを切ると歯がすぐにボロボロになり使えなくなるのでデッキテープ専用のカッターを用意すると良いと思います。)

デッキテープの端を使ってデッキ表面のコーティングを削っていきます。デッキテープを貼る面はツヤを出すためにコーティングが塗られているのでそれを削り白い粉が出てくるので全面を削り終わったら乾いた布で拭き取ります。この下準備をする事でデッキテープが剥がれにくくなります。
デッキテープの貼り付けとカッティング

デッキテープの台紙を全体の5〜6分の1くらいを剥がします。デッキテープの貼り付けをするときズレた時に修正しやすいのでこうします。

デッキからデッキテープがはみ出している部分が、均等になるように貼ります。この段階ではデッキテープの全体の5〜6分の1だけをデッキに貼りつけています。

デッキテープの台紙を少しずつ剥がしていきながらデッキにデッキテープを貼り付けます。デッキテープをしっかりとデッキに貼り付けましょう。この時に気泡やシワが入らないように注意しましょう。もしも気泡やシワ入ったら慌てずデッキテープを剥がしてやり直して大丈夫です。

デッキにデッキテープを貼り終わったら綺麗にスムーズにカットするためにデッキテープの四隅にカッターで切り込みを入れます。これでデッキテープがデッキの形状にキレイに沿ってくれるのでカッティングしやすくなります。

切り込みを入れた後すぐにカッティングをするのではなく、デッキテープにラインを入れます。
ラインを入れることでカッティングのイメージがしやすく、切り口がキレイになります。ラインを入れるにはトラックを使ったりしてデッキテープの上からデッキの端をゴリゴリと擦るとデッキの輪郭が白いラインとして現れるので、このラインをカッティング時のガイドとして使いましょう。

『カッコいいだけじゃないスケボー組立が楽々になるスケボー工具』で紹介した便利なスケボー用の工具もあるので一つ持っておくと重宝します。
次は、いよいよデッキテープのカッティングです。下準備をきっちりしていれば簡単に切れます。


下準備で入れた四隅の切り込みを利用してカッターを差し込みます。ノーズとテールの丸くなっている部分も、直線部分と同じ要領でカッティングしましょう。
デッキテープ貼り方の仕上げ

カッティングが終わったら最後は仕上げのみです。カッティングした時に出たデッキテープの切れ端を使って、スケボーのデッキに貼ったデッキテープの端をヤスります。この時のポイントはデッキの輪郭に沿ってグルリとヤスってあげましょう。デッキテープは端から剥がれやすいのでこうする事でデッキにデッキテープが密着して剥がれにくくなる効果があります。
まとめ

途中デッキテープのカットを少しミスってしまいましたがそれも愛着がわくものです。(笑)
初心者でもデッキテープを貼ることを簡単にできるので是非一度試してみてはいかがでしょうか。自分でデッキテープを貼る作業も中々面白いですよ。