
結論から言うと、「実店舗が売れなくなったのではなく、品質の良さを伝えることができたから次のフェーズに移行」するんじゃないかなと僕は思った。
BOSE、日米欧の全店閉鎖のニュースを見て感じたこと
ガジェット好きエンジニアの僕としては、本日のホットトピック「BOSE、日米欧の全店閉鎖」のニュースは気になる内容だった。
その内容は『音響のボーズ、日米欧の全店閉鎖 119の直販店、ネットに軸足』というモノで、高性能ヘッドホンやスピーカーで知られる米音響機器メーカー、ボーズは15日、欧米や日本、オーストラリアにある計119の直営店を今後数カ月で全て閉鎖するという内容だ。
需要が拡大しているインターネット通販に軸足を移すことが目的で、BOSEによると日本では東京や大阪、名古屋などに約20店ある直販店を閉鎖する。
ボーズの声明によると、販売戦略を見直す理由について「スマートフォンによって業界が変わった」と説明している。
考察:品質の高さが普及された
BOSEの様な高額で音質を確かめて購入したい人が多いと思うような製品、つまり店舗のニーズがあると思う。
そんな BOSE が直営店を閉鎖する理由、戦略の変化が「スマートフォンによって業界が変わった」という説明だが、個人的には「BOSEの品質の高さが普及された」と捉えている。
そこの認知はできたので、次のニーズに応えるべく戦略の変更をするのかな?と感じた。
つまり、音質やノイズキャンセル機能の素晴らしさは実感してもらえた、もっと言うとそこは家電量販店で済む。
- 販売目的の直販店は必要ない
- 販売はインターネット通販へシフトさせる
という事なのかなと僕は、感じた。
役割の変化:体験という形の店舗は残るのではないか?
お客さんとの接点がなくなるんじゃないの?という点を深掘りしていくと、販売を目的とした実店舗ではなく、体験に振り切っていくのではないのかな?と推測だが個人的には思っている。
まとめ
最後にBOSE、日米欧の全店閉鎖「インターネット通販に軸足」で思うことの記事をまとめると、
- 体験を重視したリアルでの接点と販売を目的としたオンラインの組み合わせに変化していく
のではないかと感じている。どちらにしてもグローバルで思い切った舵取りができるのは凄いなの一言だ。